布わらぞうり保育について
なぜ、布わらぞうりを履かせるのか。
布わらぞうりのお陰かな?
・子どもの足にいいから。
・足の裏にある多くのつぼを触れることにより脳の神経を刺激する。
・靴生活に慣れた子どもを、幼稚園では素足で走り回らせる。
と言った簡単なことから布わらぞうりを履かせる事になり、もう23年になります。
入園当初の足型・・・
ベタ足だった足裏が一年事に土踏まず(足の裏のくぼみ)がだんだん大きくくぼんできました。
親指から小指の間隔も広がっています。
布わらぞうりを履いているので、一本一本の指に力が入っている証拠です。
これから
これからも子ども達に布わらぞうりを編んで下さっているお年寄りに感謝し、布わらぞうりを履き続けていきたいと思います。
嬉しい発見
保護者の方より、嬉しい話を聞く事ができました。
「お正月・七五三で履くぞうり。うちの子どもはサッサと歩いています。普段は特に気にかけることのない子どもの歩く姿ですが、ちょっと横を見ると、いたいよ~、歩けないよ~と鼻緒をはさめない・つまめない足をひきずって、うまく歩けない子どもがいます。
どうしてうちの子どもはサッサと歩けるのかな??
そうだ!幼稚園で毎日ぞうりを履いているんだ~!こんなところで毎日履いているわらぞうりの結果が出るんですね。」
これからも、子どもたちに布わらぞうりを履かせていきたいと思いました。
ぞうりは、心のこもった手作り
布わらぞうりを作っていただいている方からお手紙をいただきましたのでご紹介します。
毎年ご注文を頂きありがとうございます。
先日、お電話をいただいてから岸の里幼稚園のホームページを見させていただきました。
「わらぞうり保育へのこだわり」のページでは、足の裏がのっててぞうりのよさをあらためて感じました。
皆さんがぞうりを作っておられる時のデータをCDに入れましたので見てください。
お年寄りの方のコメントがあります。
”わら細工はわしらの生きがいです。
特に布ぞうりは岸の里幼稚園の園児さんを想像しながら作っています。
子どもたちに喜んではいてもらったらはずんがええですけん。”
※注;「はずんがええ」=出雲弁で「うれしい」「やりがいがある」の意
雲南市社会福祉協議会 吉田支部